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施設紹介 Facility

盆栽苑

盆栽苑
盆栽苑
立川ゲート

徒歩約27分


西立川ゲート

徒歩約22分


砂川ゲート

徒歩約17分


駐輪場

P27・P28


時間

9:30~閉園30分前まで


我が国初の国営盆栽苑

平成16年11月3日(文化の日)、当公園の日本庭園内に、わが国では初の国営盆栽展示施設となる盆栽苑がオープンしました。盆栽苑は歴史と伝統ある国風盆栽展クラスの盆栽を中心に鑑賞することができる施設です。初心者の方にも分かりやすく解説するなど、幅広い年齢層の方に楽しんでいただけます。

展示盆栽について

展示される盆栽は、(社)日本盆栽協会の協力を得て全国各地の愛好家の皆様から寄贈いただいた国風盆栽展クラスの名品盆栽61鉢を中心として、四季にあわせた盆栽の展示を行っています。

おすすめの盆栽

五葉松

1.五葉松
五葉松は松柏(しょうはく)盆栽を代表する樹種です。 盆栽の鑑賞ポイントとなる三要素の「根張(ねば)り」「こけ順」「枝配(えだくば)り」が備わっているのが理想です。この樹は特に根張りが良いです。 さらに、樹高を抑えてより幹の太さを強調し、大木感を表現している盆栽です。
推定樹齢 約150年以上
樹形 模様木
樹高 約62㎝

盆栽のつくり

盆栽のつくりは、おもに上の図のとおりとなります。 盆栽は自然を愛する日本人の優しい心に育まれてきた日本古来の伝統文化です。 また盆栽は植物の成長とともに楽しむ、完成のない『生きた芸術』と呼ばれています。 盆栽苑では、芸術作品としても優れた盆栽を鑑賞していただくと同時に、若木が盆栽へと成長して行く過程をご覧いただけます。 盆栽の楽しみ方は人それぞれですが、ひとつひとつの盆栽に大きな自然の景色の広がりを感じていただけると幸いです。

盆栽の形

  • 基本的に不等辺三角形に作られています。
  • バランスよく鉢の中に納めるため、根付け位置は鉢の真ん中から左右に少しずらしています。
  • 必ず正面と裏があり、正面は幹の曲がりや幹肌が見えるよう、特に立ち上がりが美しく見えるように、前に空間(足元から樹高の3分の1程度)を作ります。それに対して裏は、にぎやかに作られます。
  • 日本的な控えめな心でしょうか、横から見た際に、頭は少しお辞儀をしているように作るという決まり事があります。

盆栽観賞の三要素

盆栽を鑑賞する上では、「盆栽の三要素」と呼ばれる重要なポイントがあり、これらの要素を兼ね備えたものが理想的とされています。 しかし、たとえ一つが欠けていたとしても、長所を伸ばしてやることで優れた盆栽とすることができます。それが「生きた芸術」と呼ばれる所以でもあります。

  1. 根張り 盆栽の根が四方八方に張り出して、安定感と力強さがあること。
  2.  立ち上がりが素直で、上に行くほど自然に細くなっていくこと。
  3. 枝配り 幹から出ている枝の太さや間隔がバランスよく配置されていること。

樹形のいろいろ

盆栽の鉢

盆栽は樹の姿かたちだけでなく、鉢との調和も鑑賞する上では重要なポイントです。鉢には釉薬のかかっていないものと、青や白の釉薬がかかったものとがあります。また、大きさや形も様々です。それらの中から、それぞれの盆栽にもっとも似合った鉢を選び出すことが大切です。鉢を変えただけで盆栽の印象はガラリと変わります。

注意事項

  • 盆栽にはお手を触れないようお願いします。
  • 三脚での撮影はお断りしています。

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