歓楓亭
基本情報
歓楓亭(かんふうてい)は日本庭園内にある、銅板葺き木造平屋建ての数寄屋建築です。お抹茶とお菓子で一服できる呈茶(有料)のほか、茶道、俳句、詩吟などの日本伝統文化を楽しむ場としてご利用いただけます。
立川ゲート | 徒歩約27分 |
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西立川ゲート | 徒歩約22分 |
砂川ゲート | 徒歩約17分 |
駐輪場 | P27・P28 |
時間 | 9:30~閉園30分前まで |
建物について
「歓楓亭」は日本庭園の池の西側にあり、奥深い池の広がりを観賞することができます。床の間を備えた広間、次の間、控えの間、小間、立礼席、水遺、付属施設という平面構成になっています。建物は、北山の杉丸太、吉野の錆丸太、木曽の檜板などを随所に用い、檜皮葺きの屋根や、柱と桁の仕口・継手など、日本でも数少なくなった数寄屋大工などの職人が継承している伝統的な技術をふんだんに取り入れています。
広間(11畳)
広間、次の間からは庭園の最も素晴らしい眺めを観賞できるようになっています
次の間(8畳)
北山杉面皮丸太の柱、モミジ葉の襖、透かし彫りを施した桐板の欄間が特徴です。
控の間(6畳)
控えの間の欄間に、すす竹の節で描かれているのは、北の森から望む山並みです。
小間(4畳半)
茶室「萌春(ほうしゅん)」は、椿皮付きの床柱や栗皮付きの床框、蒲の葉の天井、駆け込み天井など、数寄屋造りの粋が垣間見えます。
立礼席
立礼席「紅彩(こうさい)」。本瓦張りの土間で、靴を履いたまま点前を楽しむことができます。
水遣
使い勝手を考えた広い造りの水遣。天井には磨き葦を用いています。欄間には、歓楓亭の名にちなんだモミジの葉や翼果の透かし彫りをあしらっています。
玄関
玄関前は真黒の畳石です。柱や軒下の錆丸太に、数奇屋建築のわざを伺いみることができます。
歓楓亭の利用について
日本庭園内の「歓楓亭」は茶道、俳句、詩吟など、日本の伝統的文化を楽しむ場としてご利用いただけます。ご利用は有料で、事前にお申込みが必要です。
申込み方法
- 希望日の3か月前~1週間前までに電話でお申込みください。
- 電話でお申込み後、「歓楓亭利用申込書」に必要事項を記入のうえ、ご利用日の1週間前までにご提出ください(郵送・FAX可)。
問合せ・申込み先
国営昭和記念公園管理センター 042-528-1751
利用料金
部屋名 | 午前 (9:30~12:30) |
午後 (13:30~16:30) |
終日 (9:30~16:30) |
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広間(11畳) | 4,300円 | 6,300円 | 10,600円 |
次の間(8畳) | 3,100円 | 4,600円 | 7,700円 |
控の間(6畳) | 1,700円 | 2,600円 | 4,300円 |
小間(4畳半) | 2,800円 | 4,100円 | 6,900円 |
立礼席 | 3,000円 | 4,400円 | 7,400円 |
- 11月~2月の利用時間は16時までとなります。
- 立礼席は呈茶営業のため、貸出できない場合もございます。
- 茶道具の貸出をご希望の場合は、お申込み時にご相談ください。
- 利用の権利を他に譲渡、転貸することはできません。
お盆点て体験
- 歓楓亭ではご自身でお茶を点てて季節の景色とともにお楽しみいただける、「お盆点て体験」を受け付けております。
- ご希望の方は国営昭和記念公園管理センター(042-528-1867)までお問い合わせいただくか、歓楓亭スタッフにお声掛けください。