花だより
紅葉状況・花だより(12月5日)
紅葉状況・花だより(12月2日)
紅葉状況・花だより(11月27日)
季節の見どころ
昭和記念公園では年間で800種を超える花・植物をご覧いただけます。その中でも代表的なものを季節ごとにご紹介いたします。
- 花畑は年によって場所を変更する場合があります。
- 開花期の中でも、見頃は年によって変化するため「花だより」で詳細をご確認ください。
春 3月〜5月
寒さが和らぎ、植物たちが次々と開花を始めます。昭和記念公園がもっとも華やぐ季節です。毎年「フラワーフェスティバル」が開催され、期間中に何度も訪れたくなるフラワーリレーが楽しめます。
ユキヤナギ
3月上旬~4月中旬 こどもの森月の丘・こもれびの池・もみじ橋周辺などしだれた枝いっぱいに小さな白い花をつけます。こどもの森の「月の丘」は、満開になると雪が積もったようになります。
サクラ
3月下旬~4月中旬 桜の園・旧桜の園(花木園内)など公園内には31品種・約1500本のサクラが植栽されています。その中でも半数はソメイヨシノで、桜の園・旧桜の園では樹齢50年ほどの大木をお楽しみいただけます。
チューリップガーデン(花畑)
3月下旬~4月中旬 渓流広場オランダ・キューケンホフ公園の元園長であるコスタ―氏監修のもと2004年から開始。チューリップが木々の中、渓流沿いを彩ります。現在は当初のデザインを生かしながら、昭和記念公園オリジナルの景色づくりをしています。
ナノハナ(花畑)
3月下旬~4月下旬 年によって変化みんなの原っぱ内の花畑に、サクラの開花時期に合わせて咲き誇ります。菜の花畑の背景に桜の園があり、一度に楽しめます。
フジ
4月中旬~5月上旬 カナール・日本庭園やさしい色合いの紫(藤色)や白の花を房状につけます。カナールや日本庭園の藤棚でご覧いただけます。
ツツジ類
4月中旬~5月中旬 カナール大噴水・日本庭園・こどもの森地底の泉など公園内の各所でご覧いただけるツツジ類。カナール大噴水のまわりなど、大きな刈り込みは見ごたえがあります。
ブーケガーデン(花畑)
5月上旬~下旬 年によって変化いくつかの品種で彩るミックスガーデン。2018年に「どこを切り取っても花束に」をコンセプトに“ブーケガーデン”と名付けました。時期によって表情が変わるため、一期一会の景色が広がります。
ネモフィラ(花畑)
4月中旬~5月中旬 花の丘満開のころには、約1haの斜面いっぱいに爽やかな青い絨毯が現れます。
ハナショウブ
5月中旬~6月中旬 花木園菖蒲田・日本庭園アヤメ科の植物は湿地や水辺を好みます。水鳥の池の畔(花木園展示棟前)や日本庭園の池の菖蒲田で、木道を歩きながらご覧いただけます。
夏6月〜8月
暑い夏の間は、目から涼を感じる花や、元気をもらえる鮮やかな花が咲き誇ります。
スイレン
5月上旬~7月中旬 花木園菖蒲田スイレンはよくハスと混同されやすい植物ですが、スイレンは葉っぱが水面に浮かんでいます。どちらも午後には花を閉じてしまうので、午前中の観賞がおすすめです。
ハス
6月中旬~7月中旬 さざなみ広場(鉢)・こもれびの里見頃の時期にさざなみ広場で展示する鉢は、東京大学大学院が保有していた品種を分散保存しているものです。こもれびの里では、池で咲く様子をご覧いただけます。
アジサイ
6月中旬~7月中旬 アジサイロード(ふれあい広場北側斜面~花木園展示棟周辺)アジサイロードを中心に園内各所で西洋アジサイ、ガクアジサイ、アナベルなどの品種をご覧いただけます。しっとりとした梅雨の時期が似合う花です。
ユリ‘オリエンタルハイブリッド’
7月上旬~7月下旬 ぶらぶら坂(西立川ゲート左手)ユリの園芸品種です。草丈が高く、花も大きいためとても華やかな印象です。カサブランカ、アスカ、シルクロードなどがご覧いただけます。
ヒマワリ(花畑)
8月上旬~8月中旬 年によって変化大人の背を超える品種‘ハイブリッドサンフラワー’は、見頃の期間が短く1週間ほどです。期間を長く楽しんでいただけるように、見頃の違う品種も取り入れています。
サルスベリ
7月下旬~9月下旬 カナール北側斜面など名前はすべすべと美しい樹皮に由来し、開花期間が長いことから漢字では「百日紅」と書きます。青空に映える色鮮やかな花を咲かせる、公園の夏を代表する花木です。
サギソウ
8月上旬~8月下旬 さざなみ広場(花壇)名前は花の形が鳥のサギの飛ぶ姿に似ていることに由来します。ボランティアスタッフによって育てられた花を、「サギソウ涼み」開催中に期間限定でお披露目しています。
秋9月〜11月
過ごしやすい気候になり、公園内では9月~10月に「コスモスまつり」、11月に「黄葉・紅葉まつり」が開催されます。散策しながら花や紅葉を楽しむのにぴったりの季節です。
ヒガンバナ
9月中旬~10月上旬 ふれあい橋南西・こもれびの丘・こもれびの里秋のお彼岸、夏の暑さが和らぐころに咲き、古くから田畑を守るためにその周辺や堤防に植えられました。こもれびの里では、より日本らしい風景を感じることができます。
キンモクセイ
9月下旬~10月中旬 公園内各所公園内には立派なキンモクセイの木が点在しています。開花は一斉に進み、園内各所で甘い香りが漂います。
コスモス・キバナコスモス(花畑)
9月上旬~11月上旬 年によって変化昭和記念公園の秋を代表する花です。大輪で華やかなピンクのコスモス‘センセーション’をはじめ、暑い時期から咲き始めるキバナコスモスなどをお楽しみいただけます。
ダリア
7月中旬~11月中旬 ダリアの庭・原っぱ南花畑周辺同じ花とは思えないほど色や形が豊富で、夏から秋まで開花期間の長いダリア。ダリアの中でも特に大きなコウテイ(皇帝)ダリアは11月にご覧いただけます。
イチョウ(黄葉)
10月下旬~11月下旬 カナールイチョウ並木・かたらいのイチョウ並木などカナールイチョウ並木は200m、かたらいのイチョウ並木は300mに渡って黄金のトンネルが楽しめます。その他にもサイクリングコース沿いや、こどもの森などがおすすめです。
モミジ類(紅葉)
10月下旬~12月上旬 日本庭園・花木園・こどもの森など寒さが増してくると、日本庭園をはじめ、園内各所でお楽しみいただけるようになります。2019年から日本庭園などの紅葉をライトアップするイベント「秋の夜散歩」を開催しています。
冬12月〜2月
公園内が少し寂しくなる冬から早春にかけては、澄んだ青空に映える鮮やかな花木や、寒さのなか足元で健気に咲く花たちに出会えます。
サザンカ
10月下旬~2月下旬 園内各所園内各所で鮮やかなピンク色の花を咲かせます。花の似ているツバキは花ごと落ちるのに対して、サザンカは花びら一枚一枚がばらばらに散る違いがあります。
ソシンロウバイ
12月下旬~2月中旬 こもれびの池・バーベキューガーデン南側ろう細工のような質感の黄色い花を咲かせます。品のある香りを漂わせ、花の少ない季節に華やかさを運んでくれます。
クリスマスローズ
12月下旬~4月上旬 花木園・眺めのテラス周辺花びらに見える部分が萼(ガク)のため、長い期間楽しめる花です。園芸品種として人気があり、春に開催する「クリスマスローズウィーク」では栽培方法などの講座を開いています。
ウメ
1月中旬~3月中旬 花木園梅園・こもれびの池など花木園梅園では早咲きから遅咲きのものまで、18品種のウメが植栽されています。他にも、こもれびの池、こもれびの里、日本庭園など場所によって違った雰囲気でウメを楽しんでいただけます。
セツブンソウ
1月下旬~2月下旬 こもれびの里休憩棟周辺など名前のとおり節分のころに開花します。白く可憐な花をつける山野草で、近年では自生地が減少しています。
フクジュソウ
2月上旬~3月上旬 花木園梅園など立春のころに咲き、春の訪れを感じさせてくれる花です。梅園に咲くため、ウメと一緒にご覧いただけます。
植物ガイドブック
国営昭和記念公園オリジナル植物ガイドブック「花ごよみ」
¥510(税込)
公園内でご覧いただける植物800種以上から 花や実、紅葉が特徴的な174種(花畑は除く)を掲載しています。 各売店でご購入いただけます。