こもれびの丘
基本情報
【こもれびの丘】
こもれびの丘は、人工的に造られた小高い丘を武蔵野の雑木林として復元したエリアです。樹林だけでなく林床の植物や小動物が生息する環境を復活させ、人々が自然と触れ合う場を造ることを目的としています。管理は公園ボランティアとの協働で行い、隣接するこもれびの家では展示も行っています。
【こもれびの家】
こもれびの家では、こもれびの丘ボランティアが管理する写真やパネル、種の展示などを行っております。今見られる野草の紹介やこもれびの丘の成り立ちを学べるパネルなど、多数ご覧いただけます。
立川ゲート | 徒歩約35分 |
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西立川ゲート | 徒歩約30分 |
砂川ゲート | 徒歩約10分 |
駐輪場 | P24 |
こもれびの丘の成り立ち
こもれびの丘は平坦な地形だった場所に、米軍基地撤去時の瓦礫や多摩ニュータウンの工事から出た残土を使って、人工的に造成された雑木林です。 盛土をする前に元々あった良好な表土を剥ぎ取り、芯として瓦礫や残土を入れ、そのあとに関東ローム層、剥ぎ取っておいた表土の順に盛って丘をつくり、そこに樹木を移植しています。 主な樹木は落葉広葉樹で、秋に赤や黄色に染まると、落ち葉は腐葉土としてさらに雑木林を育てています。
ボランティアと山野草
毎週こもれびの丘ボランティアが丹精込めて管理をしているおかげで、木漏れ日の美しい雑木林を維持することができています。下草刈りやササ切り、落ち葉かきを行うことで林床には約180種の山野草が季節に応じて開花します。開花情報はこもれびの家に掲示しているので散策の前にぜひお立ち寄りください。
春 | イカリソウ、オキナグサ、カタクリ、キンラン、ギンランなど |
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夏 | キツネノカミソリ、キンミズヒキ、ホタルブクロ、メハジキ、ヤマユリなど |
秋 | サラシナショウマ、ツリガネニンジン、ツリフネソウ、ホトトギスなど |
晩秋 | 紅葉(コナラ、モミジ)、リンドウなど |
冬 | ウグイスカグラ、シモバシラ(氷花)など |