カナール
基本情報
立川口ゲートを入ると、真っ先に目に飛び込んでくるのは、このカナールです。カナールは造園用語で「修景手法のひとつで細長い直線水路」を意味しています。全長200mの水路には大小5つの噴水があり、その両側には合計106本のイチョウが左右対称に2列ずつ植栽されています。 このイチョウは基地時代に植栽されたものを移植したもので、開園からの年月を経て見事な緑の回廊へと成長を遂げました。 秋には黄葉が美しく、昭和記念公園の二大黄葉スポットの一つとなっています。
立川ゲート | 徒歩約1分 |
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西立川ゲート | 徒歩約15分 |
砂川ゲート | 徒歩42分 |
駐輪場 | P2 |
カナールのイチョウ並木はどうして四角いの?
よく「どうしてカナールのイチョウ並木は四角く刈り込んでいるのか?」という質問をいただきます。 それは公園に隣接する自衛隊の滑走路の航空制限が8mに規定されていて、木の高さを7mにする必要があるためです。 樹高を7mに合わせてぶつ切りにするだけでは、せっかくのカナールの景色が台無しになってしまいます。そこで、並木の両サイド、一番手前と奥の面をきれいに刈り込み、ボックス状に整形することで、カナールの直線美と融合した昭和記念公園ならではの景色を作り上げています。
モニュメント
カナールの一番奥、大きな噴水の上にあるモニュメントは、峯田義郎氏の「明日の空へ」という作品です。昭和記念公園のテーマである『緑の回復と人間性の向上』にそって、「みどり(自然)」、「人間」、「文化」をイメージしてつくられました。